事務局長の吉川です。
県外から参加の方よりお電話をいただきました。「ニュースを見ました。この度の豪雨の被災、福井県のみなさんは大丈夫ですか?」たくさんの方がお電話で励ましの言葉を伝えてくださいました。
ご心配をありがとうございます。温かい一言にうれしく思いました。
コロナ感染症に、豪雨に、いろいろな苦難がありますが、R4音楽コンクールは実施をいたします。「今年こそ!」の意気込みです。Web予選会ではなく、通常通りに行う予定です。
どうかみなさん、お知りおきください。福井という地はかつて、昭和22年にあの戦争を終え、復興を始めたばかりの昭和23年に福井大震災でその全てを打ち砕かれました。震度6強の天変地異にボロボロになり涙した福井県民は、それでも昭和24年にこの福井県音楽コンクールを発足しました。「生きよう、人間らしい町を作ろう、そう・・・音楽を!」という人々のエネルギーの象徴がこの県コンなのです。
私は先代の事務局長よりこのように聞いております。そして、これからも福井の地でこの福井県音楽コンクールの心を詠唱していきたいと思っています。
豪雨の影響をご心配いただいたみなさま、ありがとうございました。他県にて被災された方々に福井県民としてお見舞いを申し上げます。どうぞご無事でありますように。県コンの日にお会いできることを楽しみにしています。